産卵水槽に稚魚が産まれていたが、まだ産みそうだったので盆休み明けの楽しみに取っておくことにした。
ザリガニ水槽の前回孵った子供達は1匹しか生き残りがいないと思っていたが2匹確認できた。もしかしたらまだいるかもしれない。
稚魚水槽に入れていたザリガニが、恩を仇で返しやがった。
ザリガニ水槽に入れていた時に両方のハサミを無くして、歩くのもままならずエサも食べられずにいたそいつを稚魚水槽に連れてきてやった。
エサもたっぷりやり、数回の脱皮後にはハサミもすっかり生えそろった。
しかし、ザリガニ水槽の中は弱肉強食だ。もう少し大きくなったら返そうと思っていた。
稚魚水槽は100匹くらいの稚魚がいるはずなのに、少し数が少ないなとは思っていた。おまけにたまに稚魚の死体があった。今まで稚魚が死んでるのを目撃したことはなかったが数が数だけに、多少は死ぬのも仕方がないかとあまり気には留めてなかった。
この前に稚魚水槽にコリドラス用のエサを沈めて見ていると恐ろしい光景が目に飛び込んできた!
沈んで低床に着いたエサを稚魚達がいつも通り食べ始めた。そこへザリガニもエサを食べにエサの方に歩いてきた。
稚魚達はザリガニの周りを泳ぎながら、エサを食べようとエサのそばを泳ぎまくっていた。
と、その時だ!
邪魔くせぇ!と言わんばかりに稚魚達にハサミを持ち上げ威嚇するザリガニ。そんなのには構わずにエサの周りを泳ぎ回る稚魚を、もの凄い機敏な動きで1匹捕まえたではないか!
(ここで脱糞)
オレはかなりのザリガニのスピードに呆気にとられていると、ザリガニはたくさんの足で稚魚をがっちり掴んだ。
オレはもちろん食べられると思っていたが、ザリガニは数秒掴んでいた稚魚を上に放り投げた。稚魚の体は変形して水槽を漂い始めた。
完全に絶命しているのは明らかだった。
このヤローやりやがったな!とザリガニを睨んでいると
また1匹捕まえて、少し掴んでから放り投げた!
その稚魚はまだ生きていたが、魚なのに虫の息状態・・・・。
「簡単に捕まえられるんですけど、何か?」といってるようだ。
食べるのではなく、殺して遊んでる感じがムカついた。
今までのたまにあった稚魚の死体の訳がこれで分かった。
オレはすぐに網ですくってザリガニ水槽にそいつを放り込んでやった!
これで稚魚達は安全に暮らせるようになりましたとさ。
めでたし、めでたし。
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